キ~ン!

歯石を取る処置のとき、

歯石がたくさんついている方には超音波の機械を使っています。

そうそう、あの「キ~ン!」と音がするやつです。

当院の方針としては、超音波の機械で歯石を取るのは最小限にしています。

それは、よく皆さんおっしゃる「昔の歯石取りで痛い思いをした(T_T)」方が多いため。

最近の歯石を取ったりの歯周治療は、痛みがない程度の超音波の機械の使用と、後は、

手用の器具での歯石除去がスタンダードです。

「歯石取り=超音波の機械でガリガリ、ヒリヒリ、血まみれ」は一昔前の話ですので、歯石取りが嫌で歯医者が嫌になったみなさん、

ご安心を(^o^)

 

そんな歯石取りの方針で治療を行っている当院ですが、

本日より待合室の掲示板にこんなものを張ってあります。

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超音波の歯石取りの機械、高性能なものを取り入れました!

なんと国産で、1つ1つ専門の職人による手作業の製品です。

今までのものは、機械による大量生産のものでした。

かといって、それがいけない訳ではないのですが(実際、ほとんどの病院や医院ではこちらがスタンダード)

「専門職人の手作業」というところに僕が惹かれました(゜o゜)

 

というのも、日本には刀や包丁に代表される、昔からの刃物の技術がありますよね。

この超音波の機械も実は刃物で、切れ味が鈍ってきたら専用の砥石を使い手作業で研磨しています。

日本にこんな素晴らしい技術があり、そしてそれが歯科治療器具にも存在する!

すげ~\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

ということで、本日より使用することとなりました。

機械による歯石取りの処置を受けるみなさん、どうぞお楽しみに!

 

第2駐車場

当院の敷地内には車の駐車スペースが5台分ありますが、

もしいっぱいで車を止められない場合は「第2駐車場」があります。

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知っている方も多いと思いますが、

「え!知らなかった!」という方や、これから来られる患者さんへお知らせです。

 

そして「第2駐車場」は

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この看板が設置してあることろが当院の駐車場となっております。

現在4台分が当院の駐車場です。

ここは他の方との共用駐車場になっておりますので、お間違えのないようお願いいたします。

それでも駐車スペースがいっぱいの場合は・・・

敷地内の空きスペースにて、お待ちいただくようになります。

分からない時や不安な時は敷地内の空きスペースに車を一度駐車し、

受付にて訪ねて下さい。

 

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

頂きもの

昨日はいつもメインテナンスに来ていただいている漆芸家のYさんより、

すてきな漆器のお皿を頂きました。

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下地には麻を薄くのばして貼り付けてあるそうです。

制作工程をお話いただいたのですが、僕には気の遠くなるようなお話でした!

僕もネットで後から調べてみると、これは輪島塗なんかに使われている技法みたいです。

すごいです!

その一言です(゜o゜)

 

このすてきな漆器のお皿で、僕の家の食卓も華やかになりそうです!

季節の和菓子なんかも似合いそうですね。

Yさん、どうもありがとうございました。

ちなみにYさん、今後三越のギャラリーに作品を出展する予定だそうです。

 

リハビリテーション

昨日の日曜は父の日でしたね。

みなさんはお家のお父さんに、何かされましたか?

僕はというと・・・

勉強会に行ってきました。

 

今回のテーマは『その人らしさを支える~リハビリの心と力~』

講師の先生は、理学療法士でもあり医師でもある稲川利光先生です。

その世界ではとても有名な先生で、たくさんの著書もあります。

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「ところで、リハビリと歯科って関係あるの?」

そう思われる方もいるかもしれませんが、実は関係ありありなんです。

 

近年、しきりに言われるようになった「口腔ケア」。

なんとこれがリハビリに直結しているんですね。

ですので脳卒中や脊髄損傷などで体に麻痺がある方は、病気が発症して治療開始後すぐに専門的口腔ケアも開始します。

そうすることで口腔内を清潔に保ち、誤嚥性の肺炎を予防し、そして動かせない口の周りの筋肉を刺激して拘縮による廃用性症候群(動かせなくなった筋肉が次第に痩せ衰えて動かなくなること)を予防します。

大きな病院ではICUや病棟で歯科医師や歯科衛生士が一緒に働いているんですよ。

そして一日でも早く、口から食事をとれるようにリハビリも行っていきます。

 

その後、往診や通院が可能で退院をしましょう、となった時、

その時が我々開業歯科医院の出番です。

 

現在、当院では来院可能な方の専門的口腔ケアも行っています。

車イスで来られる方も、そのまま車イス上で口腔ケアをすることも可能です。

治療に関してはお身体のことを最優先し、主治医と相談の上、決定させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講習会

昨日の日曜は徳島で歯科衛生士の講習会がありました。

そしてスタッフの齋藤くん、渡邊さん、福本が参加をしてきました。

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『歯科衛生士による禁煙支援』

講師は徳島大学口腔保健学科の日野出大輔教授でした。

 

まずは現在の日本の喫煙者について、2010年調査時は男性の32%、女性の9.7%が習慣的に喫煙をしているそうです。そしてその人数は、男性は年々減少傾向にあるみたいですが、女性に関しては1980年台調査時から横ばいのようです。

そして意外であったのが、日本の禁煙希望者は、現在喫煙者の男性で3割、女性で4割もおられるとのこと。

止めたくても止められない・・・

これがニコチン依存症なんですね。

 

講義では専門の機械による自身の息の一酸化炭素濃度の測定も行いました。

自分は非喫煙者であっても、同居する家族に喫煙者がいれば、自分の体はどのくらい影響をうけているか、

この機械で測定すれば判明するんですね。

すると・・・みなさん、納得の結果であったようです。

 

禁煙と言えば医科に行ったり、最近では薬局でも禁煙ガムやパッチが手に入るようになりました。

しかし、常に1対1で患者さんと向き合える歯科からも禁煙の支援ができるのではないか?

タバコの弊害がお口の中の病気にも関係すると少しずつ皆さんに浸透しつつありますが、

歯科からも皆さんの健康(健口)作りのお手伝いができればと、この講義を受けてますます思いが強くなりました。

 

禁煙について興味がある方、ご自身やまたご家族のことなど、

ささいなことでも結構ですので、ぜひご相談ください。