昨日の日曜は徳島で歯科衛生士の講習会がありました。
そしてスタッフの齋藤くん、渡邊さん、福本が参加をしてきました。
『歯科衛生士による禁煙支援』
講師は徳島大学口腔保健学科の日野出大輔教授でした。
まずは現在の日本の喫煙者について、2010年調査時は男性の32%、女性の9.7%が習慣的に喫煙をしているそうです。そしてその人数は、男性は年々減少傾向にあるみたいですが、女性に関しては1980年台調査時から横ばいのようです。
そして意外であったのが、日本の禁煙希望者は、現在喫煙者の男性で3割、女性で4割もおられるとのこと。
止めたくても止められない・・・
これがニコチン依存症なんですね。
講義では専門の機械による自身の息の一酸化炭素濃度の測定も行いました。
自分は非喫煙者であっても、同居する家族に喫煙者がいれば、自分の体はどのくらい影響をうけているか、
この機械で測定すれば判明するんですね。
すると・・・みなさん、納得の結果であったようです。
禁煙と言えば医科に行ったり、最近では薬局でも禁煙ガムやパッチが手に入るようになりました。
しかし、常に1対1で患者さんと向き合える歯科からも禁煙の支援ができるのではないか?
タバコの弊害がお口の中の病気にも関係すると少しずつ皆さんに浸透しつつありますが、
歯科からも皆さんの健康(健口)作りのお手伝いができればと、この講義を受けてますます思いが強くなりました。
禁煙について興味がある方、ご自身やまたご家族のことなど、
ささいなことでも結構ですので、ぜひご相談ください。